私はこの漫画を読んで以降、江戸という時代の見方が変わってしまった。私はそれまでの江戸時代に関するイメージは、平和でのほほんとした町人による文化であった。現在では狂気渦巻く美しき血と贓物の時代感に変わった。それほどこの漫画が圧倒的な凄みを秘めているのである。
ストーリーは乱心の殿の元で真剣の御前試合を行う剣士をその過去と共に描いた作品。極限までに鍛え上げられた肉体と現代では考えられない常軌を逸した精神。それはもはや鬼の如し。それが実に魅せられるのだ。
一話一話の進行は大変遅く、3巻の時点でまだ御前試合の1試合目が始まっていない。しかしその分一話の内容が凝縮され非常に濃い出来となっている。また表現のセンスも秀逸であり、むーざんむーざんの童歌にはついつい爆笑。バキなどの板垣イズムと似たようなものを感じます。とてもステキです。
激笑。皆さんなんでこんなに面白い発想をお持ちですか。「五体不満足システム」とかステキ過ぎですよ。「新規参加プレイヤーが街の入口で解体される」
とか物凄くありそうだし。
私はビックコミックオリジナルを欠かさず読んでいるわけですが、この漫画誌には二つほど特に好きな漫画がある。一つは私のサイトを定期的に見ていれば分かるとおり『最強伝説黒沢』。そして二つ目は『沈夫人料理人』である。これが大変面白い。
簡潔にこの漫画を説明すると沈夫人が料理人の李三をひたすら困らせ虐めるというもの。これだけではイマイチこの漫画の面白さが伝わらないだろう。だがこの二人の性格の組み合わせがやたら面白いんです。
話は毎回毎回ワンパターンで、意地の悪い沈夫人があの手この手で李三に無理難題をふっかけ、馬鹿で真面目で、馬鹿で正直で、馬鹿で純情な李三が悩み苦しみ狼狽するわけだ。この李三が奥様の手の上で落ち込んだり感激したりする姿が非常に面白いのだ。
この漫画が面白いのはそれだけだ。だがこれだけで良いのである。これほどに極まった面白い人間関係に余計な調味料は要らない。ただ奥様が李三を虐めるだけで良いのだ。
腐敗した政治官僚たちをアクメツが殺しまくるというステキ極まるコンセプトの漫画。作中の政治家たちはみんなどこかで見たことのある顔ぶればかりで、それらを問答無用でぶっ殺していく過激な内容のため、毎週きちんとアクメツが誌上に載っているかが心配になってしまいます。こんな漫画を載せられるチャンピオンはやっぱりスゲー。
で、今週の話ですが我門先生のアクメツが完了したため一段落つき、道路政策の説明なわけです。しかしその説明に鉄腕アトムを持ち出すあたりがあまりにもステキすぎて爆笑。アトム=高速道路の方程式を確立し子供の夢を粉砕しちゃってます。毎週思うんだけど、この漫画って真面目なんだかウケ狙ってるんだか読めない。そこが良いのだけれど。
熱い!熱い!熱い!今週の展開は非常に熱い!。意見の食い違いによる言い争いが激化し、最終的にウソップが船を降りるの騒ぎに。この時の両方の主張の応酬がね、どちらが正しいとかではなくどちらも熱い信念が込められており、魂が揺さぶられます。私はその一言一言のセリフにとても感動を覚えました。
今回の話はルフィたちの海賊団の分裂の危機感が良く感じられる話になっている。言い争いを始める仲間に始まってしまった決闘。ウソップの決め手をもらい倒れこむルフィは何を思うのだろうか。
極めつけは最後のページ。楽しかった頃の記憶と涙を流すゴーイングメリー号。このページの訴えかけるものが凄く強い。この楽しかった頃の記憶が現在の状況と対となって余計に寂しさがこみ上げてくるのですよ。上手いなぁ。
巻数が多いので金銭的にしんどいため少々尻込みしていたが、ついに少しずつ揃え始めることを決断。そして一週間後には現行の最新刊まで全巻そろっていましたw。やはり面白いです、この漫画。
漫画設定、キャラクター、生物、自然現象など総じてユニークな世界観を持つ正統派の冒険活劇で、熱い冒険に笑い、感動と三拍子そろった名作。特に過去の出来事を絡めた話とその伏線の張り方が実に素晴らしい。空島編(24〜32巻)でのノーランドとカルガラの話(31巻)のやり切れなさと、その子孫による400年来の悲願の達成には私の心は打ち震えたね。漫画史上最速で総計一億部突破の名は伊達じゃないです。
この漫画にはかなりの個性を持つキャラクターが多いのですが、私はその中でもウソップが一番好きだ。ウソップは勇敢で化け物じみた強さを持つ仲間達と違い、弱く臆病でまた嘘つきだ。しかし、彼は普段の振る舞いとは裏腹に熱い心を持っており、ここぞと言う時に自分の弱さをかえりみない行動をとる、実に熱くカッコイイ奴なのだ。現行のウォーターセブン編でのルフィとの意見の決裂などの一連のウソップ主体の話の面白さは目を見張るものがある。普段、いつもはカッコ悪い奴がときたまカッコ良い行動を取ると、いつもカッコ良い奴よりもよりカッコ良く見えるという、普段とのギャップの大きさによる錯覚(といってしまうのもアレであるが)を良く利用できているキャラクターだ。
やっぱりハマーが出る回は非常に面白い。あのハマーのいやらしい性格が最高。トラウマになりそうなくらいにムカツク笑顔がハマーの最低さを物語っておりあまりにも面白すぎる。
それと最近のハマーって妙にピヨ彦に対して態度でかいよな。セロハンテープ以下の癖に。まあ、そこがまたハマーの面白いところですが。
やっぱりこの漫画はハマーですよ、ハマーが面白すぎます。このハマーというキャラはひたすら最低な行動をとります。この最低というのは暴力的とか犯罪的のような鬼畜な最低ではなく、妬み・僻み・虚栄など人間の負の部分を集結させたかのような人間味溢れる最低であって、「こんな奴が身近にいたら絶対友達にしたくない」と思いつつも向こうが勝手にくっついてきそうな人間で、その最低っぷりがたまらなく面白いのです。もう素晴らしくダメです。そのダメさは黒沢さんに通じるものがあります。
他にも引っ込み思案だけど注目されると何故か行動が逆転して態度がでかくなる高菜とか、ほんとはツンデレちっくでなかなか乙女なんだけど、見た目メチャクチャ陰湿そうに見えるビューティ田村とか個性的で良いキャラがたくさんいます。個人的には『すごいよ!!マサルさん』よりも好きです。主人公対決だとジャガー=マサルで互角なんだけど、こちらはハマー分が高いからなぁ。スーザンとキャシャリンを差し引いても余りそうだ。
週刊少年チャンピオンで昔から連載している看板的ギャグ漫画。ええ、私はこの漫画が大好きです。私は全巻持っていますよ。
ギャグの種類は超個性キャラクターギャグとでも呼びましょうか、キャラクターごとに何かしら超特化した個性を持っていて、そのキャラクターをとにかく大袈裟に描いて読者を笑わせるギャグです。
例えば小鉄はいつでも元気に遊びまわる超元気単純バカ。大鉄は何をやらせても中途半端メンドクセで、毎日タバコ1カートンは当たり前のヘビースモーカー。肉と甘いものが大好きで、常に食べることに執着する脅威のフードファイター、フグオ。とにかくキレ易くその様相は鬼ババと呼ぶに相応しい仁ママ。どのキャラクターも個性に溢れているのですよ。
もう一つ、この漫画の面白い点は多彩な表情。その芸術的に汚い表情が実に豊かで面白いのだ。表情だけで笑える漫画はコレくらいだと思う。
私の好きなキャラは絶対仁ママですね。この鬼ババ的人外行動が面白すぎる!最近のキャラでは金子先生が一番かな。この漫画の特性上キモいキャラが非常に多くなっているのですが。そのキモいキャラクター達の中でも金子先生はさらにキモさを特化させた個性を持っており、圧倒的キモさがウリになっているキャラです。私はこの金子先生のキモ面白さが凄く好き。
両親が離婚し一人で生活する中学生・毬央の家に見た目鳥、名前「トリ」の変な奴がやってきた!鳥は常に他人のことばかりを思いやり、たまに人の悩みを解決させてあげたりもするが、その十倍以上は親切の押し売りで大きなお世話。しかし当のトリは底なしのポジティブシンキンさで自分のやっていることが迷惑になっているとは万に一つも考えず、今日も親切の訪問販売、奥さん今日はあなたのために素晴らしい商品を持ってきましたよ!そんなトリと愉快な仲間たちが巻き起こす痛快なドタバタ人情コメディー。
読み始めはいつもの金田一連十郎先生とは違った感じに戸惑いはしたもののギャグはやはりドス黒く非常に面白いです。はじめ違和感を感じたのは「ハレグウ」と「アストロベリー」は振り回す側が立場的に上なことに対し、「チキンパーティー」は振り回される側が立場的に上だからでしょうか?ハレがグウを殴るなんてありえないし、モリナガがベティに逆らうこともありえませんが、毬央はトリに容赦なく流血は耐えません。とにかく私は初め「チキンパーティー」を読んだときなんともいえない違和感がありましたが気がつくと大笑いしてました。
特に私は14話が好きですね。金田一連十郎先生のお得意の技が炸裂し私は笑死寸前。これは面白いです。
掲載誌がやたらマイナーなせいか、新刊でありながら本屋で平積みどころか入荷すらしていないという境遇で、これを見つけるのに大分骨がいりました。金田一連十郎と(ヲタ的には)結構有名な方の作品なのにこの扱いはないですよねぇ。地方は辛いです。
連十郎といえばスクエニ系の雑誌で連載されているハレグウなどばかりが思い浮かべられますが、月刊プリンセスとマイナーな雑誌ですがこちらのチキンパーティーも是非注目していただきたいですね。ハレグウに負けず劣らず面白いですよ。
内容は前巻よりもギャグの方向性が少々丸くなったようにも見受けられますが、相変わらず笑顔で生々しいギャグかますセンスが面白いです。「おまえ全国誌で電波さらすのもたいがいにしろよ」
、といった連十郎先生らしいリアルをからめたギャグ手法も私は大変好きです。
2巻ではますますトリによる悩み相談の人情劇の要素が強くなっていますね。私が好きな話は下半身不随のじいさんの話。結局結末はわからないのですが、トリがなかなか上手いこと言っていて良い話です。あとお約束のラストのページでのオチのキレも鋭くとても笑えます。
お前ら!待ちに待った荒木先生の新連載が始まりましたよ!。何!荒木先生を知らない?!それは一大事、今すぐに荒木先生の素晴らしさを説明しなくては!
荒木飛呂彦氏の漫画はセリフ、擬音、服装などの独特な表現描写を用いて、他の作家とは一線を画した独自の世界観を構築する漫画だ。またその世界観、表現を荒木イズムと呼ぶ。そして荒木イズムは多くの読者を魅了し多くの信者を生み出した。その熱狂度は100人単位で荒木漫画の独特なキャラクターポーズをとる「ジョジョ立ち」という大規模OFF会が行われるほどだ。
説明はこれくらいにしてスティール・ボール・ラン感想に移ります。今回の第1話目ですがスティール・ボール・ラン・レースの概要説明でしたがこの記者説明会熱かった。荒木漫画独特の雰囲気によってグイグイ引き込まれてきます。そして前作からの読者をニヤリとさせるキャラクターも登場し、次回以降の展開を期待させるつかみの良い出来でした。わくわくしながら来週号のジャンプを待ちましょう。
やはりSBRはキャラクターが非常に魅力的ですね。奇妙な鉄球を持つ謎多き人物、ツェペリ。前作ジョジョの宿敵ディオに良く似たイギリス競馬界の天才ジョッキー、ディエゴ。ツェペロの持つ鉄球に希望を見出し鉄球の謎に迫る半身不随の元天才ジョッキー、ジョニー。不運な出来事も見方を変え全て幸運と認識するスーパーポジティブラッキーパーソン、ポコロコ。誰もがレース優勝の可能性を秘めており、その展開、まったく予想できません。この予想外の展開の連続には毎回ドキドキさせられます。これは一週たりとも見逃せません。
ついにキラの正体を追うLが姿を現したわけですが、このLの外見が非常に良かった。目の下にクマをつくり気味の悪い雰囲気やソファーにウンコ座りする姿がLのひきこもり気質を良くあらわしている。この姿をひと目みるだけでLがどのような生活をしているのかが目に浮かびます。このLのキャラクター付けはインパクトが強く成功にしていると思います。
デスノート・・・、このノートに名前を書き込まれた人間は死が訪れる。その死から逃れることが出来ない。このノートを主人公、八神月(やがみらいと)が偶然拾うことから物語りは始まる。
凄い面白いです、この漫画。サイコサスペンスという少年誌に似合わないジャンルですが、緊張感が強い高圧的な雰囲気が実に心地よい。キラとエルの二人の天才による心理の駆け引きが説明口調が強いところもあるが非常に深く読み応えがある。またストーリーの展開させ方も毎回衝撃的なシチュエーションぶち当ててきて読者を飽きさせない。
あとね、一話目のライトの人間性の豹変が面白い。デスノートを手に入れ、退屈な日々を脱したライトの思い上がりと狂気に走り行くさまがとても上手い。大きなモノを手に入れた人間というものを的確に描いている。
絵のほうもリアル志向の絵の中でもかなりレベルが高いと思う。リアル志向の絵ではなかなか死神などといった非現実的、空想的なものは書きにくいと思うが、ここで描かれる死神は実に奇抜なデザインで描かれいるが、絵全体の雰囲気と死神そのものの雰囲気は損なわれておらず上手く描けている。
先週、今週とリョークのこのセリフには当方、当惑を隠せないでいます。いや、これにはかなり笑ったけれども、なんというかリョークのキャラクターが変化してきているなという感じがします。この漫画において元々デュークはLとキラの戦いの傍観者的な位置付けだったと思うのですが、最近はなんかギャグ要員も多くこなすようになったような。
このような違和感が出始めたのは二人目の死神が登場したあたりからでしょうか。多分この二人目の死神が現れたことによってリョークの存在感が薄れたため、作者はリョークにギャグをやらせてキャラを立たせようとしたのでは、と私は妄想してます。考えてみれば二人目の死神が登場以降この死神ばかりが目立っている感じがします。
しかしながらストーリーのほうは相変わらず急展開が多く非常に面白い。まさかこんな早い段階でキラがLの首根っこを掴むような展開が表れるとは思いませんでしたね。しかし、流石にここでLを殺してしまうとストーリー的にあとに続かなくなるので次週に何かあるんでしょうな。一週一週全くもって見逃すことが出来ませんな、この漫画は。
えええーーー!!、前回の状況から一瞬にして逆転にもっていってしまったよ!。全く予想だにしない展開です。しかも最後はいつもながらの意味深な終わらせかたをするし。連載を追っていて、毎週これほどに先の気になる漫画はそうそうに無いと思います。
先日ネットカフェで7巻まで読んできたのですがなかなか面白かった。新人類の誕生と種族間闘争を描いた作品で地下組織を設立し日本クーデターを計画したりとなかなかの反社会性です。
そしてこの漫画がもっとも面白い点はキャラクター性でしょう。たいていリアルな設定、絵柄の漫画はそのリアルさを守るためかキャラクターが弱くなりがちですがこの漫画は違います。4、5巻から登場する梶君が非常にステキなキャラクター性保持しており非常に頭の切れる男です。このとき注意していただきたいのが「頭が切れる」の意味は頭が良いという意味だけでなくプッツンしているという意味も同時に合わせ持っていることです。例えば晴(主人公)の隠れるアパートから晴をあぶりだすためにアパートを取り壊し申請し住民が住んでるままのアパートをそのままパワーショベルで解体し始めたり、皇居に文字検閲に引っかかるような落書きをしたりとハチャメチャな行動力を見せ付けてくれます。このような強烈なキャラクター性により梶君は絶大なる人気を集めています。
しかし私が最も好きな場面は3巻後半のアメリカ大統領の発言。このHAHAHAという笑い方が似合いそうな大統領のセリフが実に素晴らしい。
「そう!正解!君みたいな子は「3」サ!よく覚えていたネ!」
私はこのセリフが最高に好きだ。どういう意味かは実際に読んで確かめてもらいたい。
黒沢さん、マジっすか!落ち着いてくださいよ、いくらなんでもそれは!後ろの君も感心するところじゃないよ!ここはひとつ、一杯飲んで落ち着いてください!
いやー、今回の最強伝説黒沢は非常に面白いですね。黒沢さんのふっとんだ思考には毎度毎度驚かされるばかりです。二つ隣の席のオヤジが自分が今までに築き上げてきたアイデンティティを死守しようとするさまは、ほんともう最高!必死さがビシバシ伝わってきます。福本氏は追い詰められた人間を描くのが非常に上手い。つい最近出た第2集と合わせて読むことを激しく推奨します。
やべぇ・・・、今回の黒沢すごいやべぇ・・・。ごめん、私泣きそうだよ・・。今回の話、私たちダメ人間には涙無しに読めない。
「オレは・・・人間だ・・・!」
この感動へもっていく手順が素晴らしい。黒沢さんはあの夜のあと旅に出るんですけど、まずマンガで旅といったら何らかの出会いじゃないですか。しかし福本氏はそのような安易な方向へ持っていかない。実際、旅先での出会いはありそうで無い。少なくとも私は一度も無い。それが現実。
それで旅先に何があったのかというと民宿に本。あー、これよくわかります。何かと旅先の旅館とかって暇になって読んじゃうんですよね、パンフレットでもなんでも。そしてその黒沢さんに読ませた本がまたよかった。シートン動物記。小学生が読書感想文に使うような簡単な本。いくら暇といっても歴史的偉人が書いたような小難しい本など読みませんものね。
黒沢さんはこれを読んで感動するのですが帰りの電車で気づいてしまうのですよ。「あれ・・・動物記なんだよ・・・・!」、「オレは・・・人間だ・・・!」 今までのシートン動物記はこの一言のための布石だったわけですよ。一度シートン動物記で説き伏せておいてこの一言で逆転させる。もう、ほんとすごい、福本伸行氏は。
リアルだからこそ、日常的で会話が面白く、
リアルだからこそ、感動も非常に強い。
大変なことになってまいりました。もうバイト君が活き活きしちゃってすごく良いのよ!さっきまで行き詰ってくたびれていたところ黒沢さんの説法(w)を拝聴し生きる道を見出しちゃって話をどんどん大きくしてしまうあたりとても面白い。今回の盛り上げ方は非常によかった、たまらない。次回この高めたテンションをどう料理するのかが見物です、見逃せません。
モウミテランナイ(ノД`)。もういい!もういいから!誰か、黒沢さんを止めてあげてくれ!!
直立不動で校門前に立ち尽くしながら葛藤を始める黒沢さんを見ているとほんと心苦しい。酒の勢いで決闘すると言ったはいいが、直前になって後悔する黒沢さんはダメ人間の典型。決闘前から顔は泣きっ面の汗だらだらでこのまま土下座してしまう勢いなんですよ。
この人を見ていると私は鏡で自分を見ている気分になる。もう泣きたい。
黒沢さんはどうなってしまうんだ、非常にこの先が気になります。
どんどん泥沼にはまる黒沢さんがあまりにも情けなく泣けてくる。悩んだあげく逃げの思考をはじめる黒沢さんはもはや小学生の発想。そして淡い幻想を打ち破られしょんぼりする黒沢さん。もう最高のしょんぼり具合。そして見届け人たちのコメントがあまりにも素晴らしすぎる。不良にバレそうになって慌てて顔を隠したり勝手に自爆して一人で混乱しはじめる黒沢さんの描写も非常に上手い。福本氏はどうしてこんなに追い詰められた人間を描くことが上手いんだろう。
ゴォォ------ル・・・!
爆笑。喧嘩をサッカーで比喩する漫画なんてはじめて見たよ。この実時間では1秒にも満たないであろうシーンを10ページ以上使って書き込んでいて、このシーンの滑稽な熱気があまりにも熱く笑える。福本氏のこういった比喩表現は常軌を逸してて非常に面白いです。
前巻はとてもいいところで終わっていたので、今巻は初めからとばしております。タイミング悪く同僚に誤爆土下座、子供のようにいじける黒沢さんから始まり、私の中では過去最高の盛り上がりをみせたシートン動物記、最後しょんぼりしてるチーターまで収録されています。
何度読んでもシートン動物記の流れは素晴らしい。この「生きてて良かった」で読者を納得させ、すぐさまそれを新たな真理で否定し訴える手法が強烈に心に響いた。そして後ろの席のバイト君の使い方が上手すぎる。この行き詰まった青年の感動っぷりが大事になってしまう流れの盛り上がりがたまらない。このバイト君、絶対宗教とか引っかかり易いタイプだろうな(笑)。
酒の勢いで無茶なこと口走って、酔いが覚めた次の日、なんてこと言ってしまったんだと酷く後悔。そしてもちなおして1度はやる気になったものの、直前になって強烈な重圧を感じ、逃げ出したい、消えてしまいたい。もうね、私のようなダメ人間にはね、黒沢さんの心境が痛いほど伝わってくるのよ。これほど感情移入度の高いキャラクターは今まで多くの漫画を読んできて初めてかもしれない。心の底から黒沢さんを応援したくなります。
前回ついに決闘の決着がつき黒澤さんは自尊心を取り戻すことが出来た。それどころか自信ついていった。そして平穏が訪れるかに見えた。しかしそう事が上手く運ぶはずが無いんだな〜。
現場の人間にはハッタリかましていい気になっていると誤解され現場最強をかけて決着をつけるとか言われ、さらにあの決闘を見届けた不登校中学生が決闘を間違った解釈をしてしまいナイフを持ち出しイジメっ子と決着を付けに・・・。
新展開入りましたね〜。まだ始まったばかりなので今後どのような話の展開になるか非常に楽しみです。予想になりますがナイフを持ち出したというのは勘違いなんじゃないですかね?だってあれは状況証拠だけで確たる証拠じゃないわけですし。それにこのままナイフ持ち出した流れになったら前の現場最強の決着の件が潰れかねませんし。でも私の予想とは斜め上の展開になるんだろうなぁ・・・。なんか中身の無い感想ですみません。
今回の黒沢は笑った。結局黒沢さん一人で意味も無く酷い目にあってる悲惨さと、角材の不自由な人など名言が飛び出したりと、今回完全に黒沢さんはピエロになっている。不登校中学生と親父の話は良い話に仕上げ、次のページで一気に笑い落とす流れがあまりのも面白い。あんなにシリアスなシーンの直後に情けない感じに黒沢さんが出てくるんだもの。たまらないですよ。
今回はひたすらに黒沢さんが黒沢さんらしくって面白かった。最近の黒沢さんは中学生との決闘などで腕っ節の強い印象が目立っていましたが、やはり黒沢さんは情けなくてスケベ心があり、そんなダメ人間さが私たちに同調を誘うのが良いと思うのですよ。
前半は虚しい青春の回想。いわく、「青汁みたいな青春っ・・・・・・!」
。福本伸行はこういった比喩の効いた文章表現が上手いなと、いつも思うのです。
そして後半のエロスイム!水中という魅惑空間に魅入られた黒沢さんは我を忘れてハンターとなりエロスイム!。逃げる世界各国とか、もう激笑、腹痛い。文章の表現が上手いんだよなぁ。この文章表現がこの漫画の最高の旨み。最高です。
黒沢さん絶好調です!!この人の面白さは底なしですか!?
仲根との対比により、どんどん黒沢さんが卑屈になっていき、ダメ空間が展開。そして必死に自分のほうが遥かに困っていることを力説。そこで最高なのが面倒ごとを詰め込んだ押入れの表現。この表現がおどろおどろしくて素晴らしすぎます。
その何が凄いって、黒沢さんの言う事を笑ってはいるものの、心にグサッ、グサッ、って突き刺さるものを感じることが凄い。作者はダメ人間の思考を知り尽くしているんです。ダメ人間を的確に描くことによって、笑いだけでなく共感まで持たせてしまう面白さが素晴らしい。
今回も最高に笑った。黒沢さんの必死ぶりといい、不良レスラーによる異常者扱いといい非常に面白い。それに加え、飛び出す名言の数々が、その面白さを何倍にも増幅しているのですよ。
そして国家権力の介入。まあ、これはある程度予想できたものの、これがあらぬ展開へ転がり爆笑。そして今回のベストヒット「著しく害したらしい・・・・・・・・・!」
。どういう意味かは実際に読んでからということにして、この表現は最高に好きです。
福本氏は文章表現が天才的過ぎます。
今週の話には爆笑させられました。やっぱり福本伸行は神です。
今回の話はハワイで美女とバカンス中の中根との電話が主で、それに対する黒沢さんは家で一人テレビ見ながら夜食。向こうは・・・FカップGカップ・・・。オレにあるのは・・・
で、次のページ大ゴマでスーパーカップ・・・!
。
きらびやかさから一転、強烈な生活感の対比が笑いをこらえられるレベルを超えています。なんてったってカップ麺の中でも抜群のコストパフォーマンスを誇るスーパーカップだしね!。これには一人暮らし経験のある毒男男性はクリティカルヒットでしょう。ほんと福本先生は毒男心理を分かり過ぎてます。
最近とんでもないほどに金を浪費してしまっているのですがそれは全てカイジのせいです。この漫画、面白すぎだ。
何が面白いかといえばまず迫力。アクション性が強いわけでもなく、淡々としているのにもかかわらず凄い迫力を醸し出しているのですよ。
この迫力が何処から沸いて出てくるのかを考察した結果、多分3つ、背景の演出、顔面の影の作り方と汗、そして比喩表現が優れているのだと思います。特に背景の演出に関してはベタフラ系統の技術が突出して上手い。気づくと1ページに3,4回も使われていることがわかる。キャラの頭の中での思考の描き方も上手い。
遂に沼編に終止符がうたれたわけですが、あれだけ引っ張っていた割にはあっけない幕切れでしたね。やはりまだこの先の展開を考えられていないから無理に引っ張っていたのでしょうか・・・?
それにしてもこの比喩の挿絵は非常にインパクトがあるな。福本氏はこういった比喩表現も上手いと思う。
今日の会長のお言葉、
「1050年地下行きっ・・・・・・!」
おいおい、アメリカの懲役刑でもそんなデタラメな年数ださねーよ、郭海皇でも生きて外に出れないってw。だいたい日本の法律だと事例にもよるが殺人罪で10〜20年の懲役刑だろ?7億円の負債で1050年って凄すぎ。こうなると利根川先生のお言葉の重みが良く実感できます。「金は命より重い・・・・!」
これで長かった沼編が終わったのですが次回どんな展開を見せるのか楽しみであります。一応借金は返済したしギャンブルを続ける理由は無くなったのだが、やっぱりカイジはギャンブルやっちゃうんだろうなぁ。次はどんなギャンブルやるんだろう。
この巻でカイジの最後の秘策が登場するわけですが、このときのカイジの前フリが実によい。沼にとりこまれ精神に異常をきたしたかのような奇怪な言動がこの後の逆転劇の面白さを引き立てている。というかこの語りそのものがあまりにも可笑しすぎるのですよ。
「あら不思議・・・・霊験あらたか・・・・この諭吉の威光が・・・・道を開く・・・・!」
このセンス最高!私はこの話だけでお腹いっぱい。
私はあまりスポーツ漫画は好きなほうではないのですがアイシールド21は面白いと思います。現在ジャンプ連載陣の中で最もお気に入り。
まずこの漫画の面白いところはヒル魔の悪魔的なキャラクター性。騙しに脅迫と目的のためには手段を選ばないその性格とハデな気質は非常にインパクトがでかい。ほかにもこの漫画には魅力的なキャラクターがたくさんいる。私は王城の監督がお気に入りだ。顔つきといい怒りっぽい性格といい私が今までに見てきた最高レベルの頑固じじいだ。2巻23ページ3コマ目の絵なんか特に輝いている。
「たるんどる!」
「バカは黙って突っ込め!!」
し、シビれる・・・・。
そして私がこの漫画に惹きつけられる最大の要因は絵です。アメコミのような迫力のある絵でありながらも時には絵画のような繊細で美しい絵も描く。ほかの漫画には無い斬新な技法や構図を多く用いている(と思う)。特に見開きはド迫力だ。なんか作画の人は過去に美術とか噛んでそうだ。
アポロ監督が黄色猿にいいようにおちょくられる様は見物だ。
「ところでその指なんですか?」
「バカ用の罠だ」
今回の話は各自が危険な特訓への決意をする場面ですが、回想なども入ったりして皆非常にカッコよく描かれていた。特にハァハァ三兄弟なんか初期のダメ不良時代とは見違えるほど成長してますね。実に面白いです。
ジーンときた。
アイシールド21は先週と今週とで王城の桜庭の話に入っているのですが、これが個人的にツボにはまった。才能に限界を感じ悩み苦しむ桜庭に今まで影の薄かった高見先輩の話が絡んで非常に感動しました。ライバル側もこのような素晴らしい話を用意するアイシールド21はとても好きです。
あと王城の監督、今週もまた渋カッコいいです。顔に刻み込まれたしわは年季が表れ、セリフの一つ一つに風格が感じられる。特に今週の王城の黄金世代が抜けて弱体化した事に対するセリフがカッコよかったなー。
やっぱり何度見ても修行の決意のシーンは面白いな。それぞれのメンバーが独自に回想が入り非常にカッコよく描かれているのですよ。主人公だけでなくサブキャラも皆魅力的でキャラクターが良く立っている。控えの選手の役回りの雪光先輩ですら、回想が物凄くジーンときてしまうものな。この漫画はこういう盛り上げがほんと巧い。
賊学の葉柱ルイがとても輝いています。キャラクターの位置的には噛ませ犬なのに、こんなに輝かせることができるのはキャラクターの背景がきちんと描かれているからだろうな。ほんと脇役の描き方が上手いと思う。
以前、打ち切りが噂されるにまで追い詰められたものの、蝶野の活躍のより一大キワモノ漫画の仲間入りを果たし、一部の人間に絶大なる人気を獲得、作者も明らかに開き直っているこの漫画ですが、今回の蝶野攻爵のコスチュームはとてもステキであります!股間の辺りを見るとちゃんとモッコリしているところとか最高!(しかも蝶つき)極めつけはこのセリフ。
「オレを蝶野攻爵と呼ぶんじゃない!その名で読んでいいのは武藤カズキだけだ!」
お前はホモか。
この漫画はエレガントなコスチュームだけが取り柄ではないです。普通に少年漫画として面白い。バタフライはパピヨンに監視を付け、パピヨンは切り札の核金を隠す。この敵側の仲間同士の疑心暗鬼がなかなか面白い。また危険のせまる早坂姉弟の今後の行方が非常に気になる終わり方をしており、次回への引っ張り方も読者の期待を膨らませて良いです。
連載初めのころはいまいち惹かれなかった武装錬金ですが蝶野攻爵登場以降は回を重ねるごとに盛り上がりが増していっています。私は今後も非常に期待しています。
入浴シーン蝶最高!
パピヨンの神出鬼没っぷりが実にいいね。ってか監視者が目立ってていいのか?というかお前はカズキをストーキングしたいだけじゃないのかと小一時間(ry
今回のわかったことといえば
大浜>カズキ>六舛>岡倉
で、早坂先輩のは美しいという事実だ。
今までにない、日常生活まんが。実にほのぼのとしていて面白い。主人公であるよつばを中心に話が作られているのですが、このよつばのキャラクター性が非常によい。太陽のように明るく元気な子で、子供らしく動き回る姿が上手く描けている。思考もほんと子供そのもの、作者は子供をとてもよく見ている。確かに子供はこんな感じだと思う。この漫画のウリはよつばの強力なインパクトのあるキャラクターだ。ただ、普段少年漫画を好んで読む方には少々受け入れられないかも。
非常に面白い。
まだ第一集が発売されたばかりで今後の展開しだいでどうなるかはわかりませんが、現時点では非常に面白い。
この漫画は独特の雰囲気があり、集中線などの技法を極力抑え、坦々と話を進めているのですが奇妙な迫力があります。
そして謎の多い登場人物ですが、それでいて上手く人間性が描けている。
単行本では一話一話の区切りを完全に撤廃されており、1巻読み終わるまでさめることがない。
この人の作品はほんとにストーリーが深い。話が奥の奥まで掘り込まれていて読者を空きさせない。というかゾクゾクする、そうゾクゾクと。読めば読むほど面白くなって先が気になってくるのですよ。
読者の想像の裏をつくとかそういうレベルではないんですよ。読者の視点のさらに上、読者の想像が及ぶことのない高みでストーリーが作られているような感じ。3次元世界からは決して4次元世界を覗くことができないように、この漫画の展開は全く読むことができない。その意外な展開は毎回私に衝撃を与えてくれる。その展開の凄みは衰えることを知らず、逆に話が進むにつれて驚愕の度合いが増すばかりだ。
この巻は本誌で連載されている前回の話まで収録されているので新しく連載を追って読むことも可能だが、個人的にはこの作品は単行本で一気に読んだほうが面白いと感じる。
CLAMPの現在「ツバサ」と同時進行している作品です。表紙からしてかなり怪しい雰囲気がプンプンしています。この作品、ツバサほか他のCLAMP作品にもリンクしているのですが、あいにく私はCLAMP作品はちょびっツくらいしか読んでいないのでネタとかわからんものが多いです。
漫画の内容はあやかし、縁、運命など現実離れしたオカルトを扱った短話完結型の話で、読んでいると不思議と惹きつけられるものがある。しかしオカルトといっても「怖い」ではなく「怪しい」なんですよね。そんな微妙な雰囲気が好き。
絵はスクリーントーンをほとんど使わずに描いている(0ではない)。見方にも拠ると思うが私には少々味気なく感じられたがどうだろう。それはともかく煙の描写が非常に上手い。スーっと横に広がる絡みつく感じの煙とむあむあ〜とまとわりつく感じの煙が絵の怪しさを倍増させている。
ついでに同時進行中の「ツバサ」は「xxxHOLiC」とは全く雰囲気が違い正統派な感じ。さくら(ヒロイン)の記憶を取り戻すため異世界を旅してまわるといったストーリー。シャオラン(主人公)の性格がとても真っ直ぐでいかにも少年誌的作品。
ハガレンはガンガン本誌でも追って読んでいるのですが、古本屋で単行本を久々に読んだところ、面白さに魅入られてしまったので6巻まで購入。一気に読み倒しました。
この漫画の面白さはストーリーの容赦の無さですかねぇ。等価交換が主題で命に関する話題など少年誌にしてはやたら重い話題を取り扱ったりする。また登場人物がいきなり殺されたりするため先が読めない。とまあ、ストーリーがエグイ。自分の娘を犬と合成させるのがデフォだ。
1,2巻はまだ話の本筋に関わってこないため、まだまだ面白さは弱い。この漫画が面白くなってくるのは、3巻後半の弟が自分の体についての新たな可能性を教えられてしまうあたりからかな。それ以降は話がどんどん重たくなっていきます。あと4巻の葬儀のシーンが沈痛な雰囲気で心に重くのしかかり非常に印象的。あの描き方は上手いなあ。